奨学生③

H24年(第8回)・看護師志望・女性

 

 今年の4月、私は3年生になりました。

 看護師を目指して、入学したのは2年前の4月です。教室には同じ歳の人だけでなく、一度社会に出てから入学された人など年齢層があり、そういった人達とどのように関わっていけばよいのか戸惑ったことを覚えています。

 学校が始まり大変だったことは、環境が変わったことと、授業時間が延びたことでした。それまでは50分授業だったものが、90分授業になり、長時間椅子に座っていることが辛かったことを覚えています。また、持っていく教科書が多い日には、学校までの道のりが遠く感じられたことや、翌日筋肉痛になったこともありました。授業が進んでいくとグループワークが増え、私は人前で発表や意見を言うことが苦手なので、その点でも苦労しました。

 専門学校では、座学だけではなく実技の授業もあり、レポートをまとめる作業は大変でしたが、看護師として行う業務を身体で覚えることにわくわくしていたことを覚えています。

 1年生では基礎的な授業が多く、2年生では疾患の授業が多くなり、1年生のときに比べ自宅での学習時間も増えるようになりました。

 初めて行った実習では、患者自身疾患を持ちながらも、日々治療に専念している姿を観て、また患者本人から「頑張ってくださいね。」と言う言葉をいただき、とても励まされたことを覚えています。

 患者によっては、コミュニケ―ションを上手く図ることができない方もいて、どのような意思疎通をしていけばいいのか悩んだこともありました。しかし、先生や病棟の看護師からの指導や、言語聴覚士からも情報収集を行うことで、患者を知るだけでなく、患者にも私自身を知ってもらうことの必要性に気づきました。言語的なコミュニケーションだけがコミュニケーションではないということ、患者の疾患を理解した上で、相手のことを待つという姿勢など、その人の個別性に合った援助が沢山あることを学ぶ実習ができました。

こうした援助を行っていき、患者の口数が増えていったことや、受け持ち当初よりも明るい雰囲気になっているといった変化を感じたときは、患者が少しずつでも元気になっていくのを感じ本当に嬉しかったです。改めて、看護師として少しでも多くの人の力になりたいと思いました。

 3年生になりもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。5月からは半年間の本格的な実習が始まるので、今は実習に向けた準備に追われていますが、

これから出会う患者に、その人にあった個別性のある関わりで、患者自身にプラスになる看護を提供していきたいと思っています。また、これからの実習を通して国家試験にも役立てられる学習を日々行っていき、国家試験も克服していきたいです。

 

 

H24年(第8回)・作業療法士志望・女性

 

 二年生へと進級し、作業療法について考える機会が多くありました。また、夏期にあった解剖学実習では、より知識を深められました事と共に人としての在り方についても考えることができたように感じました。同期の仲間たちともグループワーク等で意見交換をすることが増え、いままで自分の考えだけで周囲を見ることばかりであった私にはとても大きな刺激となりました。さらに先生方との関わりの機会も増え、先生方それぞれにとっての作業療法の考え方があることを知ることができました。

 先輩方も実習へ行き、帰ってきた姿を見て私も実習に入った後、先輩方のようにかっこいい姿で、楽しかったと笑顔で言えるようになりたいと思いました。

 三年生になり、四年生が実習でいない今、後輩たちからも頼られるような存在になりたいと思います。また、実習まで一年を切り、学校で授業を受けることができる時間も少なくなってきました。後悔のないように濃い時間を過ごしていきたいです。

 

 

 

H24年(第8回)・作業療法士志望・女性

 

 

 

 専門学校に入学して三年が経ちました。二年生では一週間の見学実習へ行き、実際の臨床の現場を見て、患者さんの笑顔や現場の話を聞いて作業療法士になりたいと今まで以上に憧れの気持ちが強くなりました。それと同時に一・二年生で習った解剖学、生理学の知識が身についておらず、このままでは就職して患者さんを治すこともできなければ三年生の実習で患者さんを受け持つことなどできるはずがないと危機感を持つきっかけにもなりました。

 

 この春、三年生に進級し、今までの基礎的な知識と今勉強していることをつなげるということが求められるようになりました。今までの勉強方法、勉強量だけでは足りないなと感じるようになりました。最近は自分だけの力を過信するのではなく周りの手を借りることも必要だと思い、放課後は先生に質問する時間を設けていただきました。テスト前には友人と勉強会を開き、互いに知識を高め合っています。一年生の時から続けているサークル、ボランティア活動は参加する機会が減ってきてしまいましたが、勉強だけでなく校外活動も私自身を高める要因だと思います。学生時代にさまざまなことを経験し、失敗も成功も積み重ねていきたいと思うようになりました。こんな風に私を前向きな気持ちにさせてくれた人がいます。

 

 私自身勉強に対して、少し前まではテストに合格できればいいや、留年さえしなければいいやと思うだけでした。しかし、ある人が私の考えを変えてくれました。その人は理系の大学生で、理系の勉強だけでなく自ら医療の勉強もしたりしています。その人は私と話をしたときは決まって日本を変えるのは自分だと言っています。同年代なのに意識の違い、やる気の差を感じました。

 

私は、日本を変えるなどと大それたことを言える自信はまだありませんが、患者さんを治すために作業療法士になるのだという気持ちは誰よりも強いと思っています。テストに合格することも留年しないことももちろん大事ですが、私にとってそれはただの通過点です。そして、臨床に出て患者さんを治すことだけが目標でもありません。まだまだ未来のある私や私たちの世代から、さまざまな研究や活動を推進していくことが必要になってくると思います。

 

 奨学金を受けず、今の専門学校に進学していなかったら、私の考えを変える人との出会いもきっとなかったと思います。この先、まだまだ定期テスト、

 

実習、国家試験など、私が乗り越えていかなければならないものがたくさん待ち構えています。しかし、私はきっと乗り越えていけることでしょう。

 

 そして二年後、国家試験に合格した私は、患者さんが楽しいと思えるリハビリテーションを展開している新人の作業療法士になっています。

 

 

 

 

大学生活での学び                      H24年(第8回)・看護師志望・女性

 

 

 

 高校を卒業し、看護師を目指して大学に進学して2年が経った。この2年の間に、アルバイトを始めたり、大学では講義を受けたり、病院実習へ行ったりと様々な経験をした。これらの経験から学んだことを今回はここで二つ紹介したい。

 

 一つは、相手や自分の周りのことへ関心を持つ事だ。大学1年の2月に初めての実習に行った。初の実習だったため、受け持ち患者を持つ事はなく

 

患者との会話(コミュニケ―ション)がメインだった。毎日の終わりに行われる学生カンファレンスで、その日の学びと課題について話し合うのであるが、そこで私は班員の皆がそれぞれの患者について、私では全く気づかなかった沢山のことに気づいていることを知った。

 

例えば、会話をしている途中で、患者の何気ない仕ぐさから、疲れているのではないかと気づく班員がいた。また、会話の中で患者の話の内容から、その患者が何に興味があるのか気付いた班員もいた。私は、何故彼女たちはこんなにも細かいことに気付けるのだろうか?どうすれば私もできるのだろうか?と疑問だった。しかし、2年生に進級した講義の中にそのヒントがあった。彼女たちは私よりずっと患者に関心を持っていたのだ。相手に気持ちが向いていれば見える物もおのずと増える。一つの物を見るにしても関心を持っているのとそうではないのでは、その物の持つ意味の深さも全く違うものとなるということを、この2年で学んだ。

 

 もう一つは、変化や成長をしたいのであれば、自らそうなるように考え、動き出すしかないということだ。これは、アルバイトをして学んだことである。ただ何も考えずに与えられた仕事をするだけでは、何も変わらなかった。仕事が上手くなるためには、ただ数をこなして慣れるまでまつ、自然に変わるのを待つのではなく、自分がどう動けば変われるのかという方法を常に考えて動くしかないということを学んだ。

 

 私がこの2年で学んだこれらのことは、卒業し就職してからも大切なことになってくると思う。看護師にとって最も大切な業務の一つである「観察」

 

を行うために、関心を持ち続けることは重要であり、看護師としてスキルアップするためにも常に考えながらの手技やケアを行うことは大切であると思う。私は、この2年で学んだことや今まで経験してきたことが無駄にならないよう、意味あるものできるように日々精進していきたいと思う。

 

 

 

 

 

24年(第8回)・看護師志望・女性

 

 

 

 今月で3年生へと無事進級することができました。大学生活のちょうど半分を終えましたが、今年度も順調にスタートをすることができていると感じております。

 

 さて、「現状の状況あるいは今後の抱負」ということですが、昨年度、2年生は大いに充実した1年間であったと、今振り返ることができております。大学で学ぶ内容は1年生の時と比べ物にならないほどに専門性が高まり、それぞれの領域において知識のシャワーを浴びるかのようにひたすら知識を蓄える1年間でした。また、学内演習も日常生活援助のみならず、点滴の作り方や注射、採血など、まさに看護師の代名詞のような医療技術を練習するようになり、自分自身看護師に一歩一歩近づいていることを実感しつつありました。そして、2月には病棟実習があり、初めて実際に患者を受け持たせていただくこととなりました。

 

 この病棟実習は、知識や技術を提供する面で勉強になったというのはもちろん、患者について考えること、寄り添うことの重要性を肌で感じることができる機会であったと思います。というのは、知識や技術は、学内で演習を重ねることである程度習得することができると思いますが、患者に寄り添うというのは、実際に目の前に患者がいないと難しいことであると思うからです。現実として、2年生で実習をさせて頂いても、看護学生として提供できるケアはほんの一部であり、限られてしまいますし、知識についてもまだまだ不十分な時期であると私は思います。そのような看護学生である私が、

 

目の前の患者に何ができるのだろうかと考えてみると、患者の気持ちに寄り添い、ニーズを考え、可能である範囲でケアを提供すること、これが今の自分にできる最大限のことであると思いました、

 

しかし、実習期間の初めからこのようなことに気付くことができたのではありません。初めは記録を作り上げなければ、ケアを提供しなければ、と自分中心に考えてしまい、患者と上手くコミュニケーションをとることができませんでした。そんな実習に行き詰まりを感じつつあった時に、担当の先生に「患者をきちんと診てる?」と言われたことで意識が変わりました。○○病の△△さん、ではなく、きちんと1人の人として何を感じているのだろうか、では何をしてもらって快いだろうかということをそれまでほとんど考えていなかったことに気が付きました。これに気が付き、これに基づいてできるケアを行うようになってからは、患者との距離が縮まったり、患者の表情が明るくなったり、ケアの成果が現れるようになりました。

 

 現在は学内で各領域の模擬患者の事例から、看護計画や看護援助を考えるということを中心に学習が進められています。プリントに書いてある情報には限りがあり、私が実習中に感じたことを模擬事例で行うことは非常に困難であると感じています。

 

3年生も後期から病棟実習が始まる予定ですが、それまでの半年間、模擬事例で学習を進めるとなると、私が大切であると感じた前述のような気づきへの意識が薄れていってしまうように思えます。したがって検査データや疾患ばかりに注目するのではなく、その患者がこれまでどのような生活を過ごしてきたのか、病棟での生活はどうか、退院後の生活はどのようになるのかなどをわかる範囲、情報から想像できる範囲で可能な限り考えるように心がけていきたいと思っています。

 

「病気をみるのが医師、患者をみるのが看護師」という言葉がありますが、まさにそのとおりであると強く思います。患者の一番近くにいることができる看護師だからこそできること、患者が求めていることがきっとあるのだと思います。患者の言葉にならない声や、言葉に隠された真意を的確にとらえてこそ、良い看護を提供することができると強く感じています。私は、そのような看護師になりたいです。そのための意識を落とさないために、日々敏感に人を感じていきたいと思います。

 

 

 

 

現状報告                         25年(第9回)・社会福祉士志望・女性

 

 

 

私は高校三年生になるまで管理栄養士を志しており、糖尿病である母のような人の力になりたいと思っていました。しかし高校三年生になってから、度重なる転職からのストレスなのか現在の職場のストレスなのか原因ははっきりしませんが、精神的なものから来ている睡眠障害の父のような人も救えるようになりたいと思い始めました。様々な人との出会いがある中で社会福祉士の資格を取得し、人の心を理解する努力ができる、そして多くの人の力になれるような自分になりたいと葛藤を乗り越え決意しました。そして昨年の今頃は第一志望校である大学に合格が決まり、夢を実現するための勉強をすることができると期待と希望に胸を膨らませていたことを思い出します。

 

早いもので大学に入学し一年が経ちました。決して満足のいく成績とは言えませんが努力した分だけ結果は出せたと思います。しかし現在学んでいる教科は成績だけでは評価することのできないものであると私は思っています。何よりもその知識を理解しその後どう生かしていけるかが大切だと思うからです。思うような成績が取れなかった科目もこれからの自分の力に変えていきたいと思います。

 

サークル活動では混声合唱サークルとボランティアサークルに所属し、活動にも全力で取り組んで来ました。そして練習時間が少ない中でも発表のために協力することの大切さや、ボランティア先での子供たちとの接し方など多くの事を学ぶことができた一年であったとも思います。今年度は混声合唱サークルでは会計、ボランティアサークルではグループのリーダーを務めさせていただくことになりました。大学三年生、四年生になったら実習や国家試験に向けて忙しくなりサークル活動に参加できなくなってくると思うので今しかできないことにも力を尽くしていきたいと思います。

 

また大学での講義が終わってから帰宅するまで二時間程度かかるため平日はアルバイトをする余裕がありませんが、夏休みや冬休み、春休みといった長期休業や土曜日、日曜日、祝日にはアルバイトをして交通費と携帯電話の使用料金を稼いでいます。アルバイトは慣れていないこともあり、1年間続けた今でもたくさん失敗をしています。しかしお店にも様々な仲間やお客さんがいます。学校の勉強だけではわからないたくさんの事を学んでいます。社会勉強だと思い、あと一年は頑張って続けたいと思っています。

 

このように私がこの一年間充実した毎日を送ることができたのは、この入学助成金を受けたおかげであると心から感謝の思いでいっぱいです。この入学助成金は保健・医療・福祉・看護といった分野を志す私達学生にとって忘れることのできない存在であると思っています。ご支援いただき本当にありがとうございます。

 

これから大学での生活は二年目を迎えます。一年目と比べたら専門的な内容も入って来る、そして私の目指している精神保健福祉士コースの選考が行われる年でもあります。学科の中から20名という定員が設けられており試験も難しいようではありますが、一層将来の夢へと近づける一年となることでしょう。日々の勉強だけでなくコースの選考に合格することが出来るように努力し、昨年度よりも自分自身が大きく成長できるように挑戦し続けていく決意です。

 

 

 

 

初心に帰ることの大切さ                  25年(第9回)・理学療法士志望・女性

 

 

 

私は神奈川県立保健福祉大学理学療法学専攻の学生として1年が過ぎた。この大学に何があっても入学したい気持ちを持ったのは高校2年生の夏頃であった。合格までの道のりは決して楽なものではなかったが、自己努力で合格を決めたときは本当に嬉しい気持ちが一番だった。その時の担任に勧められ、この助成金を受けることになった。最初は他の人の気持ちを背負うということに対し抵抗があったが、昔から部長など責任を問われる役職に就くことが多かったため、逆にそれを自分自身の力に変えていこうと思うようになった。

 

入学するまでは不安と期待と緊張が入り混じっていた。最初の頃は先生や先輩、そして同じ年齢の友達とも沢山知り合うことが出来て毎日が充実した日々だった。学業に関しても予習復習を積極的に行っていたためあまり不安は感じていなかった。そして初めて挑んだ学期末テスト。高校生の時とは異なり範囲も広く、専門的な分野であったため勉強の仕方がこれまで学んで来た時とは大幅に異なり、戸惑いを隠しきれなかった。しかしそんな時に助けてくれたのはこの助成金を受けた時の気持ちや家族の支え、そしてともに学ぶ仲間であった。20人という少ない人数だからこそお互いを思い合い、支え合うことも出来た。前期を終え、夏休みにも積極的に学業に取り組み、なるべく勉強から離れないように意識して過ごしていた。

 

後期を迎えるとさらに専門的分野が増え、これまでの基礎知識がいかに重要かを思い知らされた。この頃から少し大学にも慣れてきたことで自分自身の気持ちに余裕が生まれ、今思うと怠惰の時期だったように感じる。私の大学では1年生が企画をする恒例の行事がありそこでは全体の幹事長も務めた。そこで改めて皆をまとめることの難しさや、どのように進めていけばより良い企画になるかを学ぶことが出来た。大学生になって前に出ることはあまりないと思っていたからこそ、これまでの経験を生かして仕切ることが出来たのではないかと思う。

 

一年間を通して私自身が一番感じたのは理想と現実のギャップの大きさである。入学するまでは理学療法士という職業に大きな憧れや希望をいっぱい持っていた。それと同時に少し甘く見ていたように感じている。いざ勉強してみるとこれまでの知識とは全く違い、ゼロからのスタートであったため、自分が思っている以上に歩んでいる道がどれだけ険しいのかを痛感した。もちろん勉強が辛くて挫折もしそうになったが、どれだけの人の思いを背負っているかを思い出し前に進むことが出来た。また人と接する職について学ぶことにより、人と関わる難しさや人を思うことの大切さをひしひしと感じている。自分で選んで進んだ道だからこそ後悔をすることもなく、自分がやりたいことを毎日学べていると考えると、本当に幸せな環境に自分が置かれていると感じている。

 

これから2年、3年に上がるにつれてもっと辛い事は勉強だけでなく増えていくだろうが、入学したときの初心に戻ることの大切さをこの文章を書いて強く感じた。この助成金を与えてくださったフミヱ記念援助会の皆さんには、いくら感謝しても感謝しきれない。だからこそこの恩は今与えられていることをひたすら頑張り、より良い理学療法士になって沢山の患者さんを笑顔にさせることで返すことが出来るのではないかと思っている。何があっても理学療法士になるという夢は諦めないし、必ずそれを実現させたい。もちろん勉強だけでなく様々な事を両立させ努力をします。

 

 

 

 

 

25年(第9回)・理学療法士志望・女性

 

 

 

入学助成金を受けてから早いもので一年が経ちました。一年前の私は専門学校での生活が始まったらどのような勉強をするのか、その勉強にはついていけるのか、など期待と不安が入り混じった状態で新生活を待っていました。

 

いざ、学校が始まってみるといままでの生活とは全く異なるものになりました。最初は中学校では学ばなかった高度な知識や専門知識を自分一人で吸収することが出来ず、この分野が自分に合っているのか悩む時期もあり、高校生の時に身につけた自分なりの勉強法だけでは専門学校の勉強はこなせないと気付きました。

 

そこでサークル活動を通して知り合った先輩から話を伺ってみると、友達同士で教え合いながら勉強するのがお互いのためになると言われました。放課後の教室をみると確かに先輩たちは、その日にやった授業を先生になりきって教え合っていました。そこで私も放課後に友人を誘って先輩たちの勉強法を真似してみると、毎回の小テストの点数も伸び始めて、復習の仕方のコツを掴むことが出来ました。最初はつまずきそうになりましたが、先輩や友人のおかげで安定した成績を出すことが出来ました。

 

また、初めての臨床実習や解剖実習ではとてもいい刺激を受けることが出来ました。訓練室での一日の流れや、実際にベッドサイドから直にリハビリを見ることで様々なことがわかりました。最初は患者さんとコミュニケーションをとるということは、患者さんの話を聞きながらリハビリをするという曖昧なイメージしかありませんでした。

 

しかし実際はそうではありませんでした。訓練室に来る患者さんは自分から話をする人もいれば、全く話さず嫌々訓練室に来る方もいました。様々な方がいる中で担当の理学療法士の方はその人が今出来なくて困っていること、身体が良くなったらこういうことをしたいなど、リハビリを受けてこういう風になりたいという患者さんの言葉を引き出していました。理学療法士の方が患者さんとコミュニケーションをとるということは、本当はこういうことだったと知りました。これを知り、ますます理学療法士という職の魅力にひかれました。

 

無事に進級し、春から二年生になりましたが喜びとともに辛いこともありました。留年した友人がいたことです。専門学校なので再履修は出来ず、春から同じ教室で授業を受けることが出来なくなってしまいました。しかしその友人は退学せずにもう一年学ぶという選択をし、私はその選択をしたことをとても勇気ある行動だと思いました。そして私も実習や一年での勉強を無駄にせず、それを活かして二年生の勉強も頑張っていこうと、友人のおかげで改めて考えることが出来ました。

 

今後の抱負は私の中で二つあります。一つ目は昨年よりも本格的になる授業に対してです。二年生になると一年次に比べ圧倒的に身体を触っていく授業が増えます。患者さんの身体を触ることを意識しつつ、多くの技術を一つ一つ丁寧に覚えていきたいです。また、実技の練習をする際に前回の実習で学んだことや、理学療法士の方を思い出しながらコミュニケーションをとることを意識していきたいです。座学でも疾患等のたくさんの専門知識を与えられます。それらを含めて友人たちと共に教え合いながら自分の中で吸収できるようにしていきたいです。

 

もう一つは、夏にある臨床実習です。二年生になると期間が一週間になり、一年次より多くの患者さんや理学療法士の方を見ることが出来るようになります。一年次の実習で学んだことを思い出しつつ、自分の新しい知識をすべて出せるような実習にしていきたいです。その中で理学療法士の方と患者さんの関わりをしっかりと見ていきたいと思っています。コミュニケーションの取り方というのは人それぞれなので、実習の間からしっかりと学び未来の自分へと繋げていきたいです。

 

入学から二年生になるまであっという間でした。卒業まで三年を切りましたが、これからの時間を無駄にせず大切に過ごしていきたいと思います。残り少ない時間の中で自分が理学療法士としてどの方向で仕事をしていきたいか、少しずつ考えてみようと思っています。今すぐ決められるものではないですが、未来のことを考えながら充実した学生生活を送っていきたいです。

 

 

 

 

 

25年(第9回)・看護師志望・女性

 

 

 

現在の状況としては、私も兄も健康状態は良好です。NPO法人フミヱ記念援助会と面接といった形でお会いしてから、もう1年ほど経ちました。あれから経済的・精神的な部分で変化があります。

 

1つ目は、知人から病院からの奨学金があることを知り、また受けることを勧められていたこともあり、高校3年の2月、3月に病院説明会に何度か参加していました。そのなかでも、医療設備の充実や地域に密着している等といった面で、横須賀市立の病院で働きたいと思いました。そこで3月のうちに面接試験をうけ、4月には内定をいただくことができました。大学に入学した段階で、卒業後の勤め先が決まっているということで、看護師になるのだという意志がさらに強くなりました。

 

2つ目は、高校1年の夏から行っていたスーパーマーケットでのアルバイトを大学1年の7月に辞めました。それは学校が横須賀市内で近いのですが、兄のご飯や洗濯等の家事と学校からの課題や定期試験、実習との両立が困難になりつつあったため、支障が出る前にとアルバイトを辞めることを選びました。

 

3つ目は、1年間看護の基礎を校内での講義や演習と実習で学んできました。しかし、学習したことのすべてが身についているかといえば、そうではないのが現状であり、課題でもあるのです。そのことを身を持って実感したのが1年次の2月に行われた模擬試験です。定期試験では良と優という結果が出ましたが、それが看護師になる上で必要な長期記憶ではなく、短期記憶であったことから模擬試験の時には頭を抱えました。このことから、自分の学習方法の見直しと定期試験後の復習、日々の勉強の重要さを改めて感じました。

 

簡単にまとめてしまいましたが、このようなことから今があります。今年度から2年になり、そして来年には2週間の病院での基礎実習が始まります。一つ一つの実習や学びを大切にして、自分の看護観を明確にし、自分のものにできるよう取り組んでいきたいと考えています。 

 

  

 

25年(第9回)・理学療法士志望・女性

 

 

 

高校生の頃と比べて、勉強方法や量の違い、人との関わりなど今までになかったものをこの一年間で得ることができました。

 

勉強の内容が初めて学ぶことだったので楽しみもあり不安な気持ちでいっぱいでした。実際に勉強してみると、病気のことについてはもちろんのこと、人体についても筋や神経など自分の体で起こる現象を学ぶことができるので更に興味を持ちました。

 

今までは、一人で勉強という形でしたが、専門学校に入学してからは授業が難しく理解が困難なことが多々ありました。その時に自分一人の考えだけではなく、他の人の考えを聞いて、それを参考にして理解していくというグループディスカッションのような形で勉強することにしました。自分と同じ考えの人もいれば、全く異なる考えの人もいます。授業の理解と共に考え方も深まり、いろいろな角度から物事をとらえることができるようになりました。

 

人との関わりについては、仲の良い人だけと関わるのではなく、できるだけ多くの人と関わるようにしていました。なぜかと言うと、社会に出た時に、笑っていたり怒っていたりといろいろな感情をもった患者さんに出会うと思います。そこで、その場での対応方法やその時のコミュニケーションのとり方などを学びたいと思ったからです。上手にコミュニケーションをとるために、「おはよう」や「また明日ね」など、積極的に自分から声をかけました。また、お互いの筋や神経、関節などを触診する授業では、毎回パートナーを変えたり、お互いの意見を聞きながら触診をしました。

 

放課後、学校に残って実技の練習をします。その時は、授業中に一緒にできなかった仲間をパートナーとして練習するようにしました。また、先生はもちろんのこと、先輩方とも交流を深めました。現役生もいれば、そうでない方もいたので、最初はコミュニケーションをとるのがとても大変でした。話をしたいけれど、声をかけられず困っていた時に、先輩から声をかけてくれました。先輩は「分からないことがあったら何でも聞いてね」と優しく言ってくれました。とても心強かったです。それからは、少しずつ自分からも声をかけられるようになりました。休み時間や放課後に、学年は関係なく、たくさんの先輩方と交流を深められたと思います。

 

入学当初は、みんな不安な気持ちでいっぱいです。自分と同じように話をしたいのに声をかけられない人もいると思います。その時は、自分が先輩にしてもらった接し方やコミュニケーションのとり方などを参考にして、新1年生に少しでも不安な気持ちがなくなり、心強いなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。

 

そして、二年生では一年生の時よりも勉学に励み、良い成績が出せるように努力したいと思います。

 

 

 

 

25年(第9回)・歯科衛生士志望・女性

 

 

 

お世話になって早くも一年が経ちました。一年間の間に色々なことがあり、時が過ぎるのがとても遅く感じたり速く感じたりする一年間でした。しかし二年生に進級できて、一年間がとても速かったなと感じています。その場はとても遅く感じても、ふり返ってみると、あっという間に過ぎていました。

 

初めて大学という場を見て、授業を受けて、入学した当初は楽しみに思った反面、不安な方が大きかったのを覚えています。本当にこれから頑張っていけるだろうか、授業についていけるだろうかと毎日不安に思っていました。しかし、授業を受けていくうちにとても楽しいと思ったのです。今までの私では、勉強が楽しいなんて思ったことは無く、どちらかといえば苦手な方でした。しかし高校までの授業とは全く違い、専門的な分野なので、新しい知識がどんどん身についていくのが実感にでき、とても楽しいです。試験を行うたびに今回は危ないかもしれないと毎回緊張しながら受けています。

 

歯のことや人体のことを中心に勉強していますが、高校まで受けてきた今までの基礎的な授業ももちろん大切ですが、今勉強している分野はとても重みを感じています。一歩間違えれば人を傷つけてしまう仕事ですし、とても大変で責任のある仕事なので、しっかり知識や技術を身につけることがとても大切なのだと、この一年間で改めて思うようになりました。生徒同士で行う実習も始まり、より慎重に行うようになりました。一つの失敗でも大きな失敗につながると言われ、本当にそうだなと思いました。

 

この学校に入学する前は、歯科医院に通う患者の立場だったので、入学し初めて見る器具や道具に驚きを感じました。器具の使用方法には手こずったり、時には上手く使えたり、とても楽しさを感じています。授業はとても難しく大変ですが、その分とても楽しいです。

 

入学助成金を頂いてから一年が経ち、二年生に無事進級し、二年生の後期には病院に行き病院実習が始まります。正直とってもこわいです。今までは生徒同士で実習を行ってきたのが、病院に行けば実際に患者さんに対して処置を行うので、絶対に失敗は許されないのですごく不安です。病院実習が始まるまであと半年あるので、しっかり実習を受けて、たくさんの知識を身につけなければいけないと思います。

 

今は授業や実習はとても辛く大変で難しいですが、家族や周りの人の支えがあり、今頑張れば必ず夢は叶えられると思うので頑張っていこうと思います。今は学校とアルバイトでとても充実している日々を送っています。今までの人生で一番充実しているというと大げさかもしれませんが、本当にそう思っています。

 

入学助成金を受けて、このような報告ができることをとても嬉しく思います。本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、是非見守っていただけたら嬉しいです。

 

今学期も一年元気に明るく頑張ります。

 

 

 

 

 

25年(第9回)・作業療法士志望・女性

 

 

 

大学に入学してから早いもので一年が経ちました。学ぶことが多く、自分の未熟さを痛感したと同時に、自分自身成長できた一年だったと思います。大学は高校までとは違い、世間ではもう大人として扱われ、一人前の社会人としての素養をしっかり身につけるところだと感じています。学習面においても、自分で問題を探し、自ら考える力を身につける必要があります。

 

作業療法とは答えのない難しい学問です。「作業」とは食事、睡眠、運動、仕事、料理、会話など生活を構成するすべてのものであり、一人ひとり大切にしている作業はもちろん違います。それには正解というものが存在せず、ゴールというものも存在しません。作業療法士とは、日々模索しながらクライアントと向かい合う、複雑であり奥の深い職業です。

 

自分が選んだ職業ではありますが、実際大学に入学し学んでいくにつけ、本当にこの道でよかったのだろうかと今更ながら考えてしまった時もありました。しかし、だからこそ作業療法士という職業は、自分が壁を作らない限り、作業と健康を結び付けるにはどうしたらいいのか悩んだ経験を通して、自分を成長させることができる職業であること、そしてどんなに科学が進歩しようとも人に代わることができない、人や社会のためになっていると肌で感じられる職業であることを知りました。まだ不安もありますが、自分で決めた道を改めて目指していきたいと思っています。

 

そして、この春休みに貴重な体験をしました。所属した国際ボランティアサークルでカンボジアに行ったことです。カンボジアに行って、今まで当たり前だと思っていた日常がどれほど恵まれていて幸せなことかということに気付かされました。特に印象的だったのはトゥールスレン博物館です。

 

この博物館は昔カンボジアで行われた大量虐殺の拷問に使われた場所です。覚悟をして見学に臨んだものの、実際に拷問された閉鎖的な部屋、床に残った血痕、殺された人々の写真、残虐な拷問の手口を描いた絵を見て、ショックで言葉が出ませんでした。悲しみと同時に怒りがこみ上げてきました。そして今この瞬間、生きていることがどれほど幸せなのか気付かされました。私は今後、この辛い過去から目を逸らさず、多くの人に伝えていかなければならないと感じました。

 

また、ボランティアとして孤児院や小学校の子どもたちに、文房具の寄付や、健康教育を行いました。貧富の差を目の当たりにし、私にできることは何だろうか改めて考えさせられました。ただ形だけの支援をしていても、それはただの自己満足で、ボランティアとは、現地の人々のニーズに合わせて形を変え、継続して支援することであると気付きました。私はカンボジアで現地の人たちと関わり、多くのことを学び、感じることができて本当に良かったと思っています。

 

大学ではお互いに刺激し合えるかけがいのない友達にも出会えました。作業療法学専攻は各学年20人と少人数ですが、一人一人の個性が強く、皆さまざまな考えを持っています。その中で考えさせられることも多く、とても勉強になっています。新学期も始まりました。日々の学習に熱心に取り組むことはもちろん、自ら問題を探し、考える力をつけ、たくさんのことのチャレンジをし、2年目を過ごしていきたいと思っています。

 

こうして私が順調に大学生活を送れているのも、フミヱ記念援助会をはじめとする多くの方々の支えと協力があったからです。そのことに改めて感謝しながら、これからも自分の選んだ道を信じて頑張っていきたいと思います。

 

 

 

     H25年(第9回)・看護師志望・女性

 

特定非営利活動法人フミヱ記念援助会の関係者の皆様、お元気ですか。私は日々たくさんの課題に追われながらも、元気に頑張っています。

今年一年間は初めてだらけのことがたくさんあって、それに慣れていくのがとても大変でした。それは2年生になってからも変わらないのではないかと感じています。学生生活は勉強だけでなく、コミュニケーションや人間関係など日々学んでいくことがたくさんあり、とても大変です。看護師になるためには本当にたくさんのことを学ばなくてはいけないことを実感することができ、また、これからもまだまだ実感していくだろうと思います。

学校では座学だけでなく、実際に臨床に出ないとわからないこともたくさんあり、日々たくさんの学びを吸収しています。

私は専門学校に入って初めて「人を尊敬する」ということを実体験しました。それまでは、その言葉自体は知っていても、実際に体験したことがありませんでした。専門学校に入って、余裕なんてなにひとつない中、これを乗り越えてきた先輩達は「すごいな」と心から素直に感じた時のことを今でも鮮明に覚えています。実習なんか、涙なしでとても乗り越えることができないし、自分自身にもたくさんの課題だってある、まだまだ未熟な私ですが、今年の4月からは新一年生の先輩になります。逃げ出したくなることもやめたくなることもたくさんあります。くじけそうになる、そんな私を支えてくれているのは家族をはじめ、友人や先生方や私の周りの方々です。私はそういう方々のことを思うと「自分の大切な人たちを支えられるような看護師になりたい」と強く感じます。

目の前のことでいっぱいいっぱいで、将来どうしていこうかなんてまだ考えることができません。どんな看護をしていったらよいのかもわからなくなり、道に迷ってしまうこともありますが、私はとりあえず前に進んで行こうと思っています。

今年もたくさんのことを学び、吸収して看護師への道を歩んでいこうと思います。

 


25年(第9回)・看護師志望・女性


昨年4月、入学してからこれまで、本当にあっという間の一年でした。

 1年生の始めは、ヘンダーソン『看護の基本となるもの』、ナイチンゲール『看護覚え書き』を読み解く授業から始まり、看護とは何なのか、どんな役目があるのか…など、基礎となる学びから入りました。

 必要とされる看護にも、その人の年齢、文化的背景、情緒のバランス、身体的・知的な能力によって大きく変わってくるものだということ。しかし、その患者であれ他者の欲求を完全に理解するのは限りがあるというのが事実です。看護師は、患者が何を欲しているのかを聞き、紙に書かれたデータだけで判断・行動するのではない。健康を取り戻すために何を必要としているのかを知るために、患者の“皮膚の内側”に入り込まなければならないということ。看護師は時に意識のない人の意識になり、足を切断された人の足に、盲人の目に…

 看護師の役割は、ただ薬を投与する、身の回りの世話(援助)をする、といった形だけの看護をするだけではない、ということがわかりました。患者の気持ちをどれだけ理解できるか、気づくことができるか…看護師にできるのは、ただ援助をしていくのではないということ。その人にとっての良い看護をしていき、各人ができるだけ早く自立できるように助けていく、これもまた看護の機能であるのだと。

 それらを基礎から学び始めました。座学が中心である1年生の間にも、地域のふれ合いセンター(クラブ)などに伺い更年期の方々とふれ合う老年実習、実際に患者さんを受け持った病院での基礎実習がありました。

  老年実習では、様々な老年期を過ごすお年寄りを理解することができました。今までの辛い体験談や波乱万丈の人生を語ってくれた方、多くの困難を乗り越え、耐え、今の自分がいるのだと語ってくれた方、辛かったことをはずみにし、今は明るく、笑顔で過ごされているのだという高齢者の方々は、私たちの人生の先輩だと思いました。そしてとても尊敬するべき存在だと感じました。

 年をとるということについて、実習前までは意識はしなくても、マイナスのイメージが強くありました。しかし、年を重ねていくことで色々な経験をし、学ぶことが増え、考え方もとても豊かになっていくのだと気付くと、プラスのイメージがどんどん増えていきました。老年期を過ごす中でも活気にあふれ、日々活き活きと活動されている高齢の方々と接したことで、これから生きていく喜びを素直に感じることができた実習でした。

 病院実習では、初めは看護の対象(患者さん)が阻害されている基本的欲求に対して、とにかく何かの援助をしなければ、何か行動をしなければ、と焦った気持ちから入ってしまいました。ただ、コミュニケーションをとっていく中で、この患者さんはどんな方なのか、どのような気持ちでいるのか、入院生活をどう過ごしているのか…など、気持ちを理解していくこと。「患者さんにこうなってほしい」「こんな風に過ごしてほしい」という気持ちから、その人に応じたケアができるということ。基本のことなのかも知れませんが、患者さんと接したことでこれらのことを学ぶことができました。コミュニケーションをとるということにも様々な役割があって、看護の場でとても必要なものなのだと改めて感じることができました。

 この一年、学校に通い、看護について学ぶ日々を送ってきたといっても、まだまだ経験も浅く、学ぶことも多く、きっとこれから想像を超えることがたくさんあるのだと思います。看護をする中で私がずっと大切だと思っている、患者さんとの信頼関係を作っていくこと。患者さんからの信用を得ること。患者さんの立場になって考え、気づく力を持つこと。これは当たり前のことでもありますが、初心で考える看護というものも忘れずに、学びを深めていきたいと思います。